2010年07月20日

わかっている人ほどわかっていない

「私が一番わかっている」と思っていると、結果的に社員や部下からの報告や提案が集まらなくなります。


なぜならば、提案すればするほど上司に「それはおれが一番良く知っている。」と言われて、いやな思いをするからです。


上司のもとへは情報が集まらなくなり、集まったとしても歪んだ情報になりがちです。


突っ込まれたくないので、当たり障りのない、肝心なところは隠された情報になります。


つまり、きちんと情報や提案を伝えることよりも、なんとか会議の席を繕うことに意識やエネルギーを費やすようになっていきます。


これは人間の自己防衛本能というヤツです。


そしてまたそんな報告や提案を受けて、上司はイライラしたり、ガッカリしたり…。


結局、悪循環が続きます。


つまり「私が一番わかっている」と思っている人の所には、有益な情報が集まらなくなり「私が一番わかってない人」になってしまいます。


この悪循環はどうやって断てばいいのでしょうか?


実にカンタンです。


つまらない見栄やプライドを捨てればいいのです。


「俺はバカだからわからない。だから教えてほしい!」と。


ただし、つまらないプライドを捨てらない人には難しいことかもしれません。


私も過去に小さななプライドを捨てられない人を見てきています。

「自分がこの会社で一番仕事ができる。」

「このイベントは自分抜きでは成立しない。」

「自分こそがこの会社の社長にふさわしい。」

「F1レーサーとクルーザーの免許を持っている。」(実は普通免許も持っていない)

「ゴルフスィングのヘッドスピードは60m/sです。」(初心者なのにタイガーウッズ並み?)


などと、周囲にもらしていたそうです。


営業マンには、ハッタリも必要な場合がありますが、それは見栄とは本質的に違います。


また、新入社員でも、仕事を教えている最中に・・・・

「あ、それ習いましたので知っています!」という人がいました。

このとき普通の上司であればこう思います。

(おそらく100%理解していないはずなのに、なぜ言うのだろう?
まぁ、知っていると言い張るんだからこれ以上教えるのはやめよう。)

いうまでもありませんが、この人は同期と比べて成長が著しく遅く、結局退社することになりました。

一番賢い人は(そのことは知っているけど、周辺の業務も教えてもらいたいので知らないふりをしよう)などと考えます。

口は災いの元・・・・なのです。

mymobpc at 05:58│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!仕事 

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