2006年09月

2006年09月30日

中小企業

昨晩、昔の仕事仲間と携帯電話で1時間ばかり話しこんだ。

袂を分かれてから9年になるが、会社を立ち上げてからかなり苦労したようだ。数年前、自身も病気で生死の間をさまよったらしく、壮絶な過去に絶句してしまった。本当に頑張っていたんだなぁ。どうしているのかとずっと気になっていたので、なぜもっと早く会ってあげなかったのかと後悔した。後悔しても遅いのだが・・・。

ところで大企業と中小企業で勤務した実感で言わせていただくと、明らかに中小企業の社員の方が優秀である。一言でいうと、真に優秀でなければ企業がすぐつぶれてしまうからだ。続きを読む

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2006年09月29日

夢なくして誇りなし

夢と志を示すことによって、社員にはプライドが生まれる。
「私はすばらしい夢を持った会社の一員なのだ。」という誇りを持つことができる。誇りは自信につながり、簡単に屈することのない強さが生まれる。

夢のないところには誇りは決して生まれない。人間は誇りを失うと平然と悪事をなすことになる。誇りがあるからこそ、自制心が働く。

経済界もライブドア事件、村上ファンド事件などが示すように品格がなくなっているように思う。松下幸之助氏、本田宗一郎氏、土光敏夫氏など昭和を代表する経営者は、人を欺いたり、社会を騙したり、法を犯したりすることは決してなかった。それは、高い理想と人間の誇りや尊厳があったからである。

話は変わるが、今日は執行役員と営業企画部長の席をセッティングした。人事異動をせっかく実施しても、席の配置ひとつで台無しになったりする。組織図と席の配置はイコールである。経営者は、このことに絶対こだわるべきだ。

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2006年09月28日

一線

「自分の見えてる世界がすべてではない。」

こんな当たり前のことが認識できていない人が何と多いことかと思う。自分の見えている世界でしか物事を判断できない人はかわいそうだ。自分の経験してきたことをすべての判断基準にして、それ以外を受け入れないから成長が止まるのだ。年令は全く関係ない。古希を迎える人でも、違う世界を見ようとする人はまだまだ成長する。

自分の知らない世界を知ろうと勇気や好奇心を出したときに人は変われる。たった一度の人生になぜ見えてる世界だけで生きようとするのか?そんなのつまんないぜと思ったとき、むかし会社の先輩に教わった言葉を鮮明に思い出した。

「不可能というのは、最初から自分の可能性に一線を引いてしまったヤツの常套句だ。お前が一度の人生をアツく生きたいなら最初から線なんか引くな!」

いまやっている業務の延長線で物事を考える必要はない。
事業ドメインに線を引くこともない。世界は無限にある。
今日の戦略会議はそのことを再認識させてくれた。

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2006年09月27日

内閣発足

安倍内閣が発足しました。
「論功行賞内閣」「つまら内閣」とかいう人もいますが、やる前からあれこれ批判するのは好ましくないですね。
なんたって私は、評論家が嫌いです。自分は何の責任もとらないセーフティーゾーンにいて、批判を言うだけの存在です。大体あれだけ偉そうなことを言うならば、自分が政治家になって実現すればいいのに・・・と思ってしまいます。もちろん言論は自由なのですが、安全な場所からはどんな発言も心に響きません。

「美しい国創り」は理念先行という批判もありますが、理念がなければその先へは進めないのだから、理想を高く掲げることについては、エールを送りたいです。

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2006年09月26日

会議漬け

会社の取締役会、経営会議、子会社の株主総会と取締役会・・・。
会議をやれるヒマがあるということはすばらしいことだ。
自嘲しているわけではないが、何人このことに気がついているのだろうか?

中間管理職に苦言を呈しても、本人のアンテナが機能していなければ馬耳東風である。社外取締役の厳しい発言を受け、自分がいかに甘いかを思い知らされた。日頃から思っている「自分が変われば会社は変わる」ということが、「実のところ実践されていませんよ」と指摘されただけのことなのだが。

「そんなことをすると社内が動揺しますよ」とか「世間に不安を与えますよ」という声は、そうされると困る一部の人間の自己防衛発言なのだ。「社内や世間じゃなくお前が動揺するだけだろう!」とツッコミたくなる。だからそんな戯言に耳を貸すことはまったく愚かしい。それがわかっただけでも今日は意義ある一日だった。

夜は久々に気の会う仲間で過ごした。終わりよければすべてよし。

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2006年09月25日

合掌

昨日、ショックな通知があった。
銀行から共に同時期に同じ会社に転職した先輩だった。
2社合算で9年間仕えた上司だった。

目的達成に対する執念は際立っていた。
頑固で絶対に妥協しない人だった。
部下に決して逃げ場を与えない詰問が凄かった。
人の意見に振り回されない強さは半端ではなかった。
そのため周囲との軋轢は絶えなかった。

尊敬し、崇拝し、畏怖し、服従した。
洗脳され、強制され、束縛された。
軽蔑し、憎悪し、反抗し、唾棄した。

そして永遠の眠りに付いた安らかな顔を見て、すべての感情が昇華してしまった。彼は私の人生を変えたことを気にしていたらしい。仕事では、鬼のような人だったが、プライベートでは拍子抜けに優しかった。

今振り返っても、彼と私は不思議な関係だった。過去が美化されたのではなく、自分が全てを許せる歳になったのかもしれない。途中で袂を分けたが、間違いなくあのとき、改革のアツい時代を共有した仲間だった。ただ、ただ合掌・・・。

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2006年09月24日

今週の格言Vol.34

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  自分の方からはできるだけ環境を支配するが、
環境からはできるだけ支配されない。
  人間の最大の価値はおそらくそこにある。                                                       
                    ゲーテ
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「上司が悪い」「会社が悪い」「お客が悪い」・・挙句の果ては「こんな自分にした親が悪い」・・・すべて他人や環境のせいにしている『他責の人』が世の中には溢れています。本当は自分が一番悪いことを知るのが怖いのです。
本当の『自己責任』が取れる人は、自ら環境を変える行動をとります。

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2006年09月23日

システム構築

システムの構築方法を間違えると、本来30秒で済む処理が、30分どころか3時間もかかってしまうことがある。IT以外の分野ではありえないが、多くの経営者がITシステムはシステム会社に任せておけば完成品がポンとできるもので、自分たち素人が関わるものではない、と考えているようだ。

極端な事例としては、社会保険庁がシステム開発を業者に丸投げした結果、できた完成品が使いづらく、何度も作り変え続けて費用が1千億円を超えたことがある。これなどはどんなに高く見積もっても1億円以内でできるシステムだったらしい。費用対効果を考えないバカな天下り経営者が業者の食い物にされたということだ。我々が社会保険料を払うのさえ馬鹿馬鹿しくなってしまうような話だ。続きを読む

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2006年09月22日

グレート

物事が成功する過程には4つのステップがあります。

1.bad・・・どうみても悪い状況です。企業だと売上減少か、赤字です。
2.normal・・・当然普通の状態を目指します。世間並みの生活です。
3.good・・・多くの人は不足を感じて、余裕ある生活を目指します。

ほとんどの人は、自分の人生は成功だったと満足し、これ以上は目指しません。
4.great・・・でもさらなる上の世界があるのです。

多くの人がgoodで満足するのは、経済面の目標しか持たないからです。goodとgreatの違いは、明確な「理念」の有無です。言い換えれば「志」です。自分の行動がどんなインパクトを社会にもたらすのかということかもしれません。

自分は何を目指しているのか?
何のためにこの仕事をするのか?
今、何をすべきなのか?
ここでどちらを選択すべきなのか?

人生において決断を迫られても、理念さえ明確なら、それに照らして決断できます。理念こそ、経営や人生を成功させる重大な規範です。

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2006年09月21日

「職場」は「触媒」?

英国の学者が言っていたことばを思い出しました。
「組織の目的とは、凡庸な人が集まって偉大なことをなさしめること」

社員が全員、とてつもなく高い意識をもって業務に邁進する。
すべての部署をとびきり優秀な人材で固める。
何をもって優秀というかは定義が難しい)

こんなことは理想にすぎません。いや不可能です。
だからそんなことを追い求めるより、普通の意識を持った人でいいから、その組織で働くことで最高の能力を発揮し、自己実現できるような環境を作ることこそ重要なのだと彼は言っているのでしょう。続きを読む

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